顎関節症が疑われる症状
- 口を開けたときや食べ物を
噛んだときに
顎関節から音がする - 睡眠時間をしっかりとっても
寝不足のように感じる - 肩や首の凝りが整骨院などに
行っても治らない - めまいやふらつき、頭痛が
慢性的に起こる - 片方、もしくは両方の顎が痛い
- 口を大きく開けられない
- 朝スッキリ起きられない
- えらの張りが気になる
ご自身で判断する目安として、指で耳たぶの下を押してみて痛ければ顎関節症の可能性が高いです。
顎関節症の合併症

整形外科、脳神経科、耳鼻科、眼科などを受診し、原因不明と診断された、めまい、ふらつき、耳鳴り、睡眠障害、無呼吸症候群、頭痛などの多くは顎関節症の合併症です。慶応義塾大学病院の疫学調査によると、あごに何らかの症状を持つ人は国内人口の7~8割に上るそうです。
頭痛・めまい・肩凝りにお悩みの方へ
他の診療科目で原因不明とされためまいなど首から上の疾患が、最後にたどりついた当医院でかみ合わせを調整し、顎関節症の治療をしたら改善したという患者様は少なくありません。原因不明の症状等がございましたら、早めにご相談ください。
顎関節症の原因について

人間は睡眠中、脳への血流や髄液を循環させるために必ず食いしばりをします。その際に噛む力は通常の2~3倍にもなるのです。
さらに、噛み合わせが悪い人、奥歯のない方はより大きな力で食いしばり歯ぎしりし、毎晩のように食いしばりをおこなうことで、知らずに顎の関節疲労が起こり、顎関節症を引き起こすことになります。
全身への影響
顎への負担は、首凝り、頚椎の歪みをもたらし、脳髄液の循環の悪化が起こり、耳の三半規管に悪影響を与えます。その結果、めまい、ふらつき、耳鳴り、不眠などの症状があらわれます。それ以外にも、認知症、頭痛、脳梗塞、脳出血なども歯の噛み合わせが原因の可能性があります。
顎関節症の治療

人には起きているときの噛み合わせと睡眠時の噛み合わせがあり、寝ているときも奥歯がしっかり噛みあう必要があります。当院ではマーテルスプリント(マウスピース)療法と顎や首をほぐすマッサージ、食生活のアドバイスを組み合わせて治療します。
予防や治療にスプリントを
マーテルスプリント(マウスピース)をつけて寝ると熟睡できたと喜ばれる患者様も多くおられます。顎関節症の症状がある方は、一度当院までご相談ください。