こんにちは。院長の徳丸です。
思春期の頃の食生活と身体の状態についてお話しします。
お肌のトラブル「にきび」。
思春期は成長していく過程で、成長ホルモンの影響を大きく受けて皮脂が多く分泌されます。
特に運動をされている方は筋肉増強ということもあり、さらに成長ホルモン分泌は増加しやすくなります。
過剰に分泌された皮脂は毛穴を塞ぎ、毛穴が詰まることが原因で、にきびになります。
とくに、部活などで太陽の紫外線に当たると皮脂は酸化現象をおこし、過酸化脂質となり異物として白血球は認識しやすくなりこれを攻撃します。
つまり、にきびは、炎症状態でもあり、白血球とその悪玉菌であるアクネ菌との闘いと、白血球の過酸化脂質の除去作用であり、
結果的に膿(菌や白血球の死骸)がたまる!という現象なのです。
実は、にきびというのは血液の汚れ、血液の酸性化現象の現れでもあるのです。
にきびが治らない原因は・・・
ファーストフード、インスタント類、甘いものが好き
便秘で困ってヨーグルトを毎日飲む! 水代わりの市販のペットボトルのお茶、
炭酸飲料の大量飲み
運動系の部活などで太陽の紫外線をまともに受けている。
部活などで運動して、水を飲まない子はカルシウム不足で背が伸びないです。
血液が酸性化状態ですので、アルカリにするために骨からカルシウムが大量に出てしまうからです。
運動後、尿酸値が上がりますが、そこで水代わりにペットボトルのお茶、炭酸を飲んだら最悪です。
尿酸値が上がり血中に尿酸結晶が多くできます。
腎結石について
運動後、筋肉組織(タンパク質)が分解されて尿酸が出ます。
水をしっかり飲むと腎臓から血液の汚れである尿酸などが排出されますが、
水を飲まないと排出されるべき尿酸などが排出されず、体内に再度取り込まれます。
尿酸値上昇。酸性化。
血液が過度に酸性になると最悪死亡するので、血液を元のアルカリ性PH7,4へ戻すため骨からアルカリ性のカルシウムが排出されます。
大量のカルシウムが消費、放出されるため、結石、胆石の原因になります。
腎結石、胆石は、血液を酸性化させる水不足と酸性水(ビール、炭酸、コーヒー、紅茶、お茶、乳製品)の摂りすぎ!が原因でもあります。
日頃から、水を2~3リットル飲むことで、尿酸を体外に排出しましょう。
これが、健康の秘訣です。
水をしっかり摂る事で尿酸値が上がること(酸性化)を防ぎ、カルシウムが骨から奪われることを防ぎます。